令和四年 新年の御挨拶

生徒会活動

2022.01.01

新年おめでとうございます

 新(あらた)しき 年の始めの 初春の 
 今日降る雪の いや重(し)け 吉事(よごと)

『万葉集』にある大伴家持の歌です。「新しい年の始め、新春の今日、降りしきり重なる雪のように、一層重なれ良いことが」と解釈しました。

一般的に学校は会計年度で動いていますので、行事や事業そのものは年が改まっても二学期から三学期への継続的な部分が大きいものの、令和4年という新しい年を迎え、やはり厳かで気持ちの引き締まる思いがいたします。

新型コロナウイルス感染症は、ワクチン接種の効果もあってか感染者数が激減傾向にありましたが、昨年末からオミクロンという変異型が出現し、しかも感染力は従来型より強いという報道もあって、まだまだ予断を許さない状況のなかで新しい年を迎えました。
学校は安全・安心であるべき学びの場です。三学期も引き続き、生徒の皆さんの自覚と責任ある行動及び保護者の皆さまの御理解・御協力のもと、教職員一丸となって感染防止に向けて取り組んでまいります。

「血気に老少あり。志気に老少なし」 
江戸末期の儒学者、佐藤一斎の『言志後録』にある言葉です。

今年も、『学校経営グランドデザイン』をベースにして、『学校経営目標』の具現化に向けがんばります。また、『キャリア教育推進プラン』に沿い、いただいた『学校関係者評価』や『第三者評価』を意識しながら「不易」と「流行」をわきまえ、生徒たちには引き続き「凡事徹底」を促しつつ、一人ひとりの生徒を大切にした確かな教育を実践してまいります。
ますます良いことが重なることを信じて。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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