建学の精神
「正しく強く」 「努力が天才なり」

 学校法人奈良大学は、大正14(1925)年4月、創設者の藪内敬治郎先生が南都正強中学を興されたことが本法人の始まりです。「正しく強く」「努力が天才なり」を建学の精神として、有為の人材を多く世に送り出しています。本校における教育は、単なる知識の習得に留まることなく、変革の時代である21世紀において豊かな教養と情操をもって社会に貢献する人材を育成するため、生徒一人ひとりを大切にし、「知・徳・体の調和のとれた人間の育成」を目指しています。
 
 本校は、主体性を育み、将来のキャリア形成の土台となる学びと経験を積む3コース(特進I・II類、文理、標準)を設置しています。そこで生徒一人ひとりの進路希望実現に向けたサポート体制を充実するため、新入生全員にChromebookを持たせ、個々の生徒の習熟度等に応じた学習(いわゆるアダプティブラーニング)等を通じて、新しい時代に必要な資質・能力を確実かつ効果的に育む教育を推進しています。また、2年生全員がオーストラリア語学研修旅行のプログラムに参加します。現地の生徒との交流やホームステイを通して、教室では得ることのできない本物の英語体験を楽しみます。
 
 さらに部活動や学校行事は、生徒たちが体力的な面や精神的な面で成長するための大きな糧となっています。とりわけ、硬式野球部は春と夏の甲子園を果たし、剣道部、バドミントン部、なぎなた部、体操部は毎年全国大会に出場し優秀な成績を収めています。また美術部も毎年全国高等学校総合文化祭に作品を出展しています。その他にも、各部活動や生徒会はSDGsの推進や地域交流等にも積極的に取り組んでいます。
 
 生徒の心に火が灯ると、生徒たちは学ぶ意欲に突き動かされ、生きている喜びを全身で表現します。奈良大学附属高等学校での勉強、部活動、学校行事は、生徒の心に火を灯す大切なきっかけです。チーム奈良大付属教職員は、一丸となって精一杯生徒の“心”に向き合い、心の着火点を探します。心に火が灯った人は、生涯やり抜く力を身につけるでしょう。

 受験生の皆さん、一日一日が輝くかどうかは、皆さんの心次第です。心が変われば運命まで変わります。

 運命を変える奈良大学附属高等学校への入学をお待ちしています。

学校長  堀川 忠道

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